名前:O様
年齢:70代男性
所在地:山形市
買取した商品:新一圓銀貨
買取した商品のご紹介
本日ご紹介するお品物はこちらの新一圓銀です。
一円銀貨は日本の古銭の中でも特に人気の高い硬貨になり、種類が多く存在しますが、本日は「円銀」をご紹介します。
「円銀」はデザインに竜が使用されています。
「円銀」は明治4年から貿易専用の銀貨として使用されていた貨幣です。
今回はお買取りさせて頂いたのは、「円銀」の中でも希少価値が高い「丸銀」と呼ばれるものです。
「丸銀」とは通貨の刻印のことをいいます。
明治30年の法律改正で日本国内での円銀の使用ができななくなりましたが、その時すでに香港や韓国などで円銀が多く流通しており円銀の回収ができない状態だったそうです。
その為、明治30年以前の円銀には「丸銀」という刻印を押して区別を図ろうとしましたが、区別無く流通してしまい、「丸銀」の刻印は数か月で取りやめになってしまいました。よって、「丸銀」と刻印された円銀は短期間で少数になった為、付加価値があります。
状態
古銭は実際に使用していた貨幣になるので、傷や汚れの有る物が多いです。
現行の貨幣でも放置しておくと錆びてしまったという経験が有る方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
一円銀貨も変わらず、湿気の多い場所等に放置すれば変色をしてしまいます。
O様は台紙に入れ保管されており、入手した際の状態を保たれていました。
査定額
75,000円
査定ポイント紹介
今回お買取りさせて頂いたのは明治11年の丸銀でした。
丸銀は年数によっても価値が変わり、明治11年の円銀は発行枚数が少ない為、特に希少価値の高いものになっています。
また、「丸銀」の刻印がどこにあるかという点でも価値が変わります。
裏表の打ち間違えや両面に刻印のあるものなど、存在数が少ないことから人気が高いです。
そして、こういった人気の高いものには必ずと言っていいほど贋作も存在します。
新一圓銀貨の査定ポイント3選は
・年銘
・丸銀か否か
・真贋
ということになります。
まとめ
O様はご趣味で古銭や記念硬貨を集められていたそうです。
今回ご紹介した新一圓銀貨だけでなく、その他の硬貨もお買取り取りさせて頂きました。
売却理由をお伺いすると、もう歳なので身の回りの整理でとおっしゃっていました。
O様と同じ理由でご売却の相談をして下さる方が他にも多くいらっしゃいます。
もしお考えの方がおりましたら是非一度ご相談ください。
お待ちしております。