オーデマピゲ買取について
Audemars Piguet(オーデマ・ピゲ)について
世界3大高級時計メーカーのひとつであるオーデマ(オドマール)・ピゲは、1882年にグランド コンプリカシオン懐中時計を、1892年にはミニッツリピーター腕時計を世界で初めて発表するなど最高の複雑時計を作り続けているマニュファクチュール(ムーブメントをはじめ全ての部品を自社生産する時計メーカー)です。
音で時刻を知らせるミニッツリピーター、数字で時刻を表示するジャンピングアワー、月齢を表示するムーンフェイズカレンダーのみならず、日付調整が不要なパーペチュアルカレンダーや当時最も薄い自動巻きムーブメントを搭載した腕時計など、時計業界に影響を与えたモデルも多く、中でも1972年に発表されたロイヤルオークは、それまでの高級時計の常識を覆して世界で初めて高級時計のケース素材にステンレススティールを使用し、話題となりました。高級時計はゴールドやプラチナなどの貴金属を使ったドレスウォッチであるのが当然とされていた中、オーデマ・ピゲはステンレススティールを使用することで高級感のあるスポーツウォッチを提案したのです。
八角形のベゼルと六角形の八本のネジは、一目でそれとわかる独特のスタイリッシュ感を演出します。また、八本のネジは単なるデザインでなく裏側にまで貫通し、ケースを固定しています。裏蓋とベゼル、防水のパッキンにガラスまでもネジで固定する技術は特許を有し、オーデマ・ピゲだけの特徴となっています。
オーデマ・ピゲの文字盤にはタペストリーと呼ばれる装飾があります。一見、四角い格子状の模様が均一に並んでいるだけですが、よく見ると溝部分と四角形部分にはそれぞれ違った装飾が施されていて、緻密で立体的、そして何より存在感があります。この四角のサイズの違いによって名称が異なり、大きいものは力強く、細かいものは繊細な印象を受けます。
オーデマ・ピゲの代表とも言えるロイヤルオークの買取相場は、自動巻きムーブメントを搭載したシルバー文字盤のロイヤルオーク41mm 15400ST.OO.1220ST.02が130~150万円、二つの時間が表示できる実用性の高いデュアルタイム26120OR.OO.D088CR.01が250~300万円、ロイヤルオーク誕生40周年記念モデルのエクストラシン15202ST.OO.1240ST.01が200~300万円となっています。お手持ちのロイヤルオークがどれくらいの価格で買取りされるか気になる方は、気軽にラフテルへお尋ねください。
オーデマ・ピゲの査定ポイント
時計の買取査定では状態や付属品によって買取額に差がつきます。
大きな破損等があれば価格は下がってしまい、付属品の有無によっても査定価格に数万円の差がつくことがあります。
【状態(キズ・破損)】
ガラスが割れていたり大きなキズが付いていたりすると買取価格を下げる要因になります。
防水性・耐磁性のあるモデルでは、これらの機能が失われるような故障・不具合があると買取価格が大きく下がります。
【箱、付属品】
購入時の付属品は全て揃っているのが理想です。
【見た目の綺麗さ】
ゴミや汚れの少ないものの方が高価買取りされやすい傾向にあります。
汚れを放置すると腐食の原因となり、さらに査定価格を下げることになります。
【売り方のポイント】
付属品とともにオーバーホール証明書を持参すると、価格交渉の際に役立ちます。
オーデマ・ピゲのモデルではロイヤルオークの人気が高く、文字盤が大きくベルトがステンレス製のものは定価に対する買取率が高く査定される傾向があります。
中でもロイヤルオーク オフショアは流通量が非常に少なく希少性が高いモデルなので、さらに高額の査定が期待できます。
それでは以下で、それぞれの項目について詳しく見てゆきましょう。
オーデマ・ピゲ 状態(キズ・破損)
買取価格に影響するのはガラスの欠けや割れ、補修不可能なほどの大きく深いキズなどです。コレクションとして保管していれば新品状態が保てますが、毎日愛用していれば当然キズもつきます。しかし、小さなキズならたとえ複数ついていても、買取店が新品仕上げをして販売するので買取価格が大きく下がることはありません。そのため、買取査定に影響するのはガラスの欠けや割れ、補修不可能なほどの大きく深いキズなどです。
オーデマ・ピゲには「ロイヤルオーク オフショア」など防水性・耐磁性に優れたモデルも多く、これらの特徴が著しく失われるような故障は買取価格を大きく下げます。
オーデマ・ピゲの箱、付属品について
箱や保証書は買取価格に大きな影響がありませんが、手元にあれば持参してください。
また、ブレスレットを調節した後の余ったコマは大切に保管して一緒に査定に出すようにしましょう。
見た目の綺麗さ
掃除が行き届いていて皮脂汚れやごみなどがついていないものの方が高価買取りされやすくなります。皮脂汚れが金属に付着すると変色や腐食の原因になるので、査定前に手入れしようとしても容易にはきれいにならないことがあります。毎日ひと手間かけるだけで状態に差が出るので、使用後は汚れを拭きとる習慣をつけましょう。
タオルなどではリュウズや突起が繊維にひっかかって変形するおそれがあるので、毛足の短いセーム革やマイクロファイバークロスがお勧めですが、汚れたら洗えるマイクロファイバークロスの方が経済的です。リュウズやガラスの縁などはゴミがたまりやすい部分ですが、拭くだけでは除去しにくいので柔らかい素材の歯ブラシや爪楊枝を使って掃除してください。
オーデマ・ピゲの売り方のポイント
以上が、オーデマ・ピゲの時計を査定する際にポイントとなる要件ですが、少しでも高い査定を望む場合は、以下の点に留意してください。
・オーバーホールをしている場合はオーバーホール証明書もつけてください。
・買取店へ持ち込む前には、表面をきれいに掃除しておくことが大切です。
・付属品はできるだけ探し出してください。
・事前に相場を調べ、いくつかの店舗から相見積りをとる旨を店員に伝えておけば、他店を意識した査定額が提示される場合もあります。
オーデマ・ピゲ 保管方法、メンテナンス方法
保管場所には直射日光が当たらず高温多湿にならないところを選びましょう。電磁波はムーブメントに影響を与えるので、携帯電話やテレビ、スピーカーなど電磁波を発生させる機器の近くは避けるようにしてください。また、盲点なのはクローゼットやタンスの中で、防虫剤に使用される樟脳(しょうのう)はブレスレットの素材や文字盤の変色を引き起こすので、必ず防虫剤の成分を確認するようにしてください。
以上のことから、テレビやスピーカーから離れていて直射日光の当たらないところにある、成分に樟脳を含む防虫剤を使用していないクローゼットやタンスの中が理想的な保管場所ということになります。
基本的に時計の作動状態に不具合が生じたらオーバーホールを行うことをお勧めします。10年間全くオーバーホールをしていないものと比較するとムーブメント内部の状態に大きな差が出ます。
オーバーホールは時計を部品にまで分解して油汚れやごみを取り除く掃除のような作業で、これを行うことにより長期にわたって正確な動きを維持することができます。
※オーバーホールをしないほうが結果的に手元に残るお金が多くなることがあります。そのため、オーバーホールの前後で買取金額がどれくらい高くなるか買取業者に問合せることをお勧めします。
故障・破損したオーデマ・ピゲの買取について
写真は、長年使っていた為、革ベルトが切れてしまったとの事で持ち込まれた時計です。
状態は非常に綺麗でしたので、革ベルトの交換をし、販売させて頂きました。
「動かない」「ガラスが割れている」「ブレスレットがゆるんでいる」といった状態でも、ラフテルなら独自の販売ルートを持っているため、お値段をつけさせていただくことができます。
故障・破損してしまったオーデマ・ピゲの時計でも、あきらめずにラフテルへご依頼ください。
オーデマ・ピゲの代表的なモデル
モデル名:ロイヤルオーク オフショア クロノグラフ 26470ST.OO.A027CA.01
買取相場:170~200万円
備考:自動巻きムーブメントに42mm径ケースを備え、ブルーの文字盤のメガ・タペストリーがパワフルな印象を与えます。
モデル名:ロイヤルオーク デュアルタイム 39mm 26120ST.OO.1220ST.03
買取相場:140~160万円
備考:自動巻きムーブメントに39mm径ケース、50m防水のブラック文字盤です。
オーデマ・ピゲ 買取まとめ
オーデマ・ピゲはスタイリッシュでありながら高級感漂うスポーツウォッチで、パーティシーンからビジネス・カジュアルシーンまで楽しめます。
多くの愛用者がいる人気モデルのためラフテルでは極力お客様のご希望に沿った高額査定をする努力をさせていただきます。また、不具合が生じたオーデマ・ピゲにつきましても当社なら買取りが可能です。
オーデマ・ピゲ、その他の時計をお売りになる際には、ぜひラフテルへご依頼ください。お待ちしております。
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