パライバトルマリン買取について
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パライバトルマリンとは
パライバトルマリンはトルマリンの一種です。トルマリンには多彩な色が存在します。独特の発色があり、希少性も高いことから、パライバという産地の名称がそのまま宝石名になりました。とにかく希少な宝石で、アレキサンドライト、パパラチアサファイアと並び、世界三大希少石と呼ばれます。色は、鮮やかなネオンブルーをしており、天体から見える地球の青色のようだ、と表現されています。また、独特のトロリとした照りは、個性的なブルーカラーを引き立ててくれます。
パライバトルマリンは、エルバイトというトルマリンの一種で、リチウムが成分であるエルバイトに銅が混入することで、美しい青色を発色します。その色はブルーから緑系の青まで幅広く、夜空にネオンを灯した様な鮮やかな輝きを見せます。
パライバトルマリンの種類
パライバトルマリンには、ブルー寄りの色味とグリーン寄りの色味が存在します。
査定価格が付きやすいのは、サイズはもちろんですが、鮮やかなネオンブルーとみずみずしい照りのあるもので、内包物の少ない透明感のあるものです。
内包物については目立ちすぎたり多すぎたりしなければ、ブルーを強く見せる場合もありますので、査定に影響がないことが多いです。
査定のポイント
そもそも産出量が少ないため、比較的高額で取引されます。
また、パライバトルマリンの一番の特徴は、美しい青い色味で、中でもネオンブルーとされる青色を持っている石ほど高く評価されます。
さらにカットやサイズなど、以下の項目が査定のポイントとなってきます。
【カラーグレード】
青色が深く、テリのあるものほど価値が付きます。
特に、ネオンブルーと呼ばれるような色味を持つものは、高価査定を期待できます。
【内包物】
他のカラーストーンと同じく、透明度が高く内包物の少ないものほど評価が高くなります。
しかし、パライバトルマリンは元々内包物の多い宝石です。そのため、全体の美しさを大きく損ねてしまう内包物以外はそれほど重要視されない傾向にあります。
【産地】
天然のままでも十分に色合いのよいものが産出される地域もあれば、加工をしなくては色合いがよくないもの
ばかり産出される地域もあります。
天然未加工である方が価値は高くなる傾向ですので、産地もまた査定に関わってくるポイントとなります。
【ヒビやキズ】
宝石の状態も査定のポイントとなります。キズが大きいものであった場合には、元の宝石の価値を大きく損ねてしまう可能性がありますので注意しましょう。
それでは、下記の項目で詳しく解説していきます。
パライバトルマリン買取額を左右するカラーグレード
パライバトルマリンの色の特徴は、何といってもその鮮やかに光る、ネオンブルーの美しさです。とろりとした独特のテリとツヤがあり、色相は青、緑、バイオレットなど様々です。ターコイズブルーやミントグリーンなどとも呼ばれています。
市場に出回るパライバトルマリンのほとんどはグリーン系の色味で、深いネオンブルーのものはめったにお目にかかれません。
もし見つけたなら次はないと思えるほどの希少性で、それが1カラット以上のパライバトルマリンであったなら、出会えただけでも運がいいと言ってもいいです。
パライバ産のグリーンは、他で産出されるグリーントルマリンよりも深く明るい色相をしています。産出量も少ないので、価値はパライバ産以外のグリーントルマリンより高くなっています。
パライバトルマリンの産地
パライバトルマリンは、産地によって必要な加工の度合いが変わってきます。
そして、その加工の度合いが、宝石の価値に大きな影響を持ちます。
最も価値が付きやすい産地は、ブラジルのパライバ州で産出されたものです。
パライバ州では、加工のない天然状態でネオンブルーを放つパライバトルマリンが産出されます。
そのような天然でネオンブルーの色合いを持つパライバトルマリンには最高の価値がつきます。
一方、ナイジェリア産のパライバトルマリンでは、美しい色合いを持たせるために、加熱処理にて加工を行います。
一定時間加熱し、その後徐冷することによって、鮮やかで美しいブルーカラーを放つパライバトルマリンへと変化するのです。
また、最近ではモザンビーク産のパライバトルマリンにも、この熱処理が施されたものが多く存在しています
このような、加工を行うことによって色合いをよくすることが必要となる産地においては、その価値は低いものとなります。
パライバトルマリンの内包物と買取額
パライバトルマリンは混じりあって色を出すことのないとされる酸化クロムと銅が混ざることによって生まれていますから、比較的内包物が多く存在する宝石です。
その為、透明感が高く、尚且つテリが美しいものであれば一級品のパライバトルマリンであるといえます。
内包物は、他のカラーストーンと同じく、少なければ少ないほど評価は高くなりますが、そもそも内包物の多い宝石です。美観を損ねてしまうほどのインクルージョン以外は、重要視して評価されることもなく、それよりも全体の美しさを重要とされます。
ヒビやキズ
宝石のヒビやキズは、査定額を下げてしまう大きな要因となります。
端の方へのごく小さなキズであれば、加工により修復は可能です。
そのため査定額は多少減額になる程度に収まります。
しかし、大きいキズや中央部分へのキズは修復が困難であり、査定額も大幅に減額となってしまいます。査定額の減額をなくすためには、宝石に対して慎重な取り扱いが必要です。
パライバトルマリンのカットについて
パライバトルマリンには様々なカット手法が用いられます。その中でも人気なカット手法をご紹介します。
カボションカットは、石が持つ自然の美しさや光沢を損なわず、そのまま表現できるカット方法です。
また、カボションカットのほかには三角形のトリリアントカットや涙型のペアシェイプなども多く存在します。
パライバトルマリンらしいトロリとしたテリと鮮やかなネオンカラーを確認しやすいカボションカットは、人気が高い傾向にあります。
パライバトルマリンの価値
パライバトルマリンが最初に発見されたのは、1989年。ブラジルのパライバ州にある鉱山で偶然採掘されました。この鉱山では、トルマリンの一種であるエルバイトが採掘されていて、これに銅が混入して青色を発色したものだろうと言われています。採掘量は極めて少なく、例えばダイヤモンド1000個の採掘に対して、パライバはわずか1個というほどの希少性です。鮮やかなネオンブルーを見せるパライバ産のものは大変希少で、収集家などにも非常に高い人気があります。
その後、ブラジルのリオグランデ・ド・ノルテ州でも銅を成分とするトルマリンが発見されます。
近年では、アフリカのナイジェリアやモザンビークでも、パライバの様なネオンブルーを持つトルマリンが発見されました。カラットの大きいものが多く産出され話題を呼びましたが、パライバ産以外のものをパライバトルマリンと呼ぶか否かについては、未だ決定されていません。全体的に産出量が少ないことから希少価値が高くなり、コレクターからも大きな人気を得ています。
そのため、パライバトルマリンは幻の宝石であるといわれています。
パライバトルマリンの買取まとめ
ラフテルでは、カラーストーン(宝石)の買い取りにとても力を入れています。
記事中でも記載している通り、独特のネオンブルーの発色が良くテリがあるパライバトルマリンは、高値が付きやすいです。
さらに透明感がある石だと評価が高くなります。
インクルージョンが多少含まれていても買い取り額に大きな悪影響はございません。
他店で、高い値段で買ったパライバトルマリンを安く見積もられた経験はございませんか?
パライバトルマリンの価値を見るのにはしっかりとした知識が必要です。
万が一他社さんでお値段に納得いかない翡翠がありましたら、是非、一度、査定させて下さいませ。
査定料はもちろん無料でやらせていただいております。
査定方法も、「店頭買取、出張買取、宅配買取」と3つの種類を用意しております。
都内在住でないお客様でも出張買取と宅配買取をご用意させていただいていますので、いつでも査定を行うことが可能です。
お気になることがございましたら査定時にご相談できますので、お気軽に査定のご依頼を頂けたらと思います。
この金額なら・・・と諦める前に、一度ラフテルへお問い合わせください。
ラフテルではお客様に最大限、還元できるよう、精一杯値段を付けさせて頂きますので、是非お気軽にお問い合わせください。
宝石のことならなんでもお任せください!
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お客様の声
H様 60代 山形県のお客様
お品物詳細
- お品物 :パライバトルマリン トップ
- 買取方法:出張買取
- 状態 :良い
お客様より
20年ほど前にお付き合いをしていた百貨店の方が、お勧めしてくださった宝飾品の一つです。
もう出かけることも無くなり、息子夫婦に譲ろうかとも考えましたが、デザインの趣味が合わないようで返されてしまいました。
近くにはリサイクルショップのような買取屋さんしかありませんでしたので、息子にインターネットで調べてもらい、ラフテルさんに出張査定に来ていただきました。
査定員さんは元々、百貨店の宝飾売り場にて外商部にいらっしゃったようで、話も弾み当時のことを思い出したくさんお話をさせていただきました。
長く愛用していたものですので手放すときは少し寂しいものでしたが、査定員さんも頑張ってくださってお値段をつけてくださいました。
気持ちの良い方で安心いたしました。
また機会がありましたらお願いさせていただきます。
査定員より
この度は、宝飾品をご売却いただきまして、ありがとうございました。
H様に喜んでいただけまして、私共も嬉しく思います。
こちらのパライバトルマリンは大変貴重な宝石であり、目を惹く美しさがあります。
まず、パライバの産地はブラジルのパライバ州です。
しかし、算出数が少なく、また、世界的需要が高まり、価格高騰していきました。
その後数々の鉱山より似たような発色の石が発掘されますが、パライバ産ほどの美しさはありませんでした。
現在主流で流通しているもののほとんどが、ナイジェリア産のトルマリンです。
しかし、加熱処理をして美しさを引き出しているため、天然のものとは似て非なるものとなります。
お客様のパライバは小さいながらも天然のパライバでした。
査定額としては、ある程度のカラット数があった方がお値段をつけやすいのですが、この度は貴重な天然パライバや他宝飾品もお出しいただけたので頑張らせていただきました。
またお話しできることを楽しみにしております。
お品物詳細
- お品物 :パライバトルマリン リング
- 買取方法:店頭買取
- 状態 :良い
お客様より
十数年前に叔母から頂いたパライバトルマリンの指輪になります。
独特の色が好きで当時はかなりはめていましたが、私も60の後半となり最近ではデザインもそうなのですが、洋服などに引っかかってしまう事もあり、全く使ってない状況でした。
叔母に話をしたところ使わないのでは勿体無いわよねと言われ今回、今はやりの断捨離をする事となりラフテルさんに依頼する事になりました。
査定員の方からトルマリンにはいろいろな色がある事や昔、電気石などと言われトルマリンのネックレスが人気があったのですよと楽しい話を聞かせていただき親切に対応していただきました。
査定員より
パライバトルマリンはトルマリンの中で最も価値があり、希少性もかなり高い宝石になります。
私も数多くの宝石を査定してきましたが、今回で2回目になる大変貴重な宝石の一つになります。
パライバトルマリンという名前は、ブラジルの北の地区にあるパライバ州のSao Jose daBatalha地域のから産出された彩度の高いブルーグリーンのエルバイトに命名されました。
この宝石は、今から30年前に発見され、一躍世界的に有名となりました。
最近では、採掘量が激減して、数多くあった鉱山の閉鎖が続出しています。
今後ブラジル産トルマリンの採掘量はきわめて限られることになるかと思われます。
上記の理由等で、お客様のトルマリンは今が旬と言うことになります。
石目も綺麗でパライバトルマリンの中でも平均よりも一回り大きさがありましたので期待以上の査定になり叔母と温泉でも行きますと大変喜ばれ、まだ宝石以外にも気になる商品がいくつかあるのでその時もお願いしますと帰られました。
お品物詳細
- お品物 :パライバトルマリン トップ
- 買取方法:店頭買取
- 状態 :良い
お客様より
先日はお忙しい中お買取りしていただきありがとうございました。
まさかお値段が付くとは思っていなかったのでお買取りしていただけて本当に良かったです。
お買取りしていただいたアクセサリーは母からいただいたもので、自分で身に着けるのには抵抗があり、使用しないのであれば売ろう!と思っていました。
実はアクセサリーをメルカリに自分で出品していたのですが、なかなか入札がなく値段のつかないアクセサリーなのかなと思っていました。
インターネットでお買取り店を調べるとラフテルさんのホームページを見つけたのでお店に行くことにしました。
実際に査定していただくとしっかりと見ていただきお値段も付けていただけたのでホットしました。
知識のない私が自分で販売などしないほうが良いという勉強にもなりました。
査定の際に宝石のことも色々と教えていただき感謝いたします。
また機会がありましたらよろしくお願いいたします。
査定員より
M様、この度は大切なお品物をお買取りさせていただき誠にありがとうございました。
今回お買取りさせていただいたパライバトルマリンのネックレストップはしっかりと査定させていただきました。
M様は携帯アプリのメルカリにてパライバトルマリンのネックレストップを出品していたそうですが、なかなか売却できなかったようですね。
メルカリでは一般のユーザーや業者などが売り買いしています。
宝石などはお写真だけですと宝石のグレードなどの判断が付きづらいためなかなか売却できなかったのかもしれませんね。
後は、M様の売却希望額の設定が高額だったのかもしれません。
弊社ラフテルでは実物をしっかりと拝見し適正価格をお出しいたします。
ですので、今回のパライバトルマリンのネックレストップも高額買取をさせていただきました。
M様にも喜んでいただけて良かったです。
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