【重要】象牙の価格について【必ずご確認ください】
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象牙が使われた商品と買取について
象牙商品の価値はなぜ高いのか?
象牙は古くから多くの特殊な素材として世界各国で重宝されていました。
素材自身の密度が高く切削加工しやすいものとして珍重され、
薬としては漢方薬として肝臓がんの治療に使われています。
三味線の撥やピアノの鍵盤として適度な弾力、手先や指、掌の汗を吸収することにより手との馴染みが良く舞台などには象牙自体の映えの良さなどで多くの音楽分野において最高究極の素材とされています。木や樹脂製のもと比較しても象牙を超える使い勝手や高級感ある素材はいまのところないといわれております。
象牙自体が生き物から採取するとゆうこと、人口的には作ることが出来ない、
上記の高級な物の素材の一部として使われていることから昔から象牙は価値が高く、
資産として代々受け継がれたりしていました。
印鑑に象牙が使われている理由
数多くある印材の中でも特に象牙の印鑑が高級品だと言われている理由についてです。
象牙は、性質上、非常に朱肉が馴染みやすく、適度な軟らかさがあり非常に押しやすいです。そして、美しい。 独特の模様はそれだけで高級感を漂わせています。
また、象牙の印鑑にも、象牙のどの部分で作ったかによって価値が大きく変わります。
外側から、内側にいくにつれて柔らかくなり、価値が上がっていきます。
芯持ちと呼ばれる最も中心に近い箇所で作った印鑑は、上記にある、押しやすさ、朱肉の馴染みやすさ共に素晴らしく最高級品とされています。また、一本の象牙から、芯持ちの印鑑は数本した作る事が出来ず、希少価値としても非常に高い物となります。1本、数万円~10万円を超える物も珍しくなく非常に高価です。
逆に、街中で激安の象牙の印鑑など販売しているのを見ますが、象牙の外側の目の粗い外側部分を使った粗悪品がほとんどなので、注意が必要です。
ピアノ鍵盤に象牙が使われている理由
ピアノの高級品にも、実は古くから、ピアノの鍵盤が使われています。
これは単純に使う人の弾きやすさにあります。
一般にピアノの鍵盤にはアクリルが使われています。
アクリルは、割れてきてしまったり、汗で滑ってしまったりする欠点があります。
その点、象牙は汗を適度に吸収してくれます。
実際に触って見ると、独特のザラザラ感や手に吸い付く感じが素人でもわかると思います。
象牙の鍵盤は、手の乾いている冬でも、湿気が強くべたつく夏の手でも同じように弾けるのが魅力です。
当然ですが、象牙のピアノは特注品になる事が多く数百万もする高価な物です。
象牙製品の珍しい加工品の紹介
象牙の買取をしている中で、しばしば、あまり目にする事の無い珍しい細工や加工品を査定させて頂ける事がありますので、その都度、このページでご紹介して行こうと思ってます。
(えっこれも象牙なの?)とビックリするような物から、こんな細工が出来るんだと、思わず関心してしまう物、職人さん、味わい深い技法が施されている装飾品など、順次更新していきますので、チェックしてみてください。
<象牙で作った野菜や果物など>
こちらは、象牙で作ったナスの置物です。
枝も、葉っぱも全部、象牙で出来てるです。
私も、最初、象牙で出来ているとはお客様に言われるまで気づきませんでした(笑)
ナスの表面の艶がとてもみずみずしく、キレイです。
<柿>
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こちらは、象牙で出来た、柿です。今にも、もぎれば美味しく頂けそうです。
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表面の黒い斑点(タンニン)や、柿の艷やかに熟れている感じもしっかり伝わってきます。
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葉の枯れてる雰囲気が良く出ています。
<リンゴ>
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こちらは、象牙のリンゴの置物です。少し、購入した時より色が落ちてしまったとの事でしたが、これもまた、職人技が光っている一品です。
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葉脈や虫食いの穴まで表現されています。
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枝の樹皮や切断面から、葉まで見事に再現されています。
象牙の鷹
こちらは、象牙をつかった鷹がそろを飛んでいる作品です。
糸などで吊るされているわけではなく、トリックアートのようなさくひんですね。
面白かったのでご紹介します。
買取額は3万円でした。
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高さは50cmです。
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写真では確認が難しいかも知れませんが、空中に固定するための糸は使用していません。
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これ実は、箱を開けてみてわかったのですが、真ん中に対角線上にガラスが貼られており、そこに固定されているのがわかります。
透かし彫り
とても繊細な技法の一つである、透かし彫りです。
職人さんの、技の光る一品ですね。
すごく細かな細工ですので取り扱いにも緊張します。
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直径60cmくらいです。
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写真見にくいかも知れませんが、建物の中に人が座っています。
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葉や塔も見事に彫られています。
透かし彫り2
風景彫刻ですが、とてもきれいに、細かく表現されています。
8万円にて買取させていただきました。
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直径50cm、1kg弱です。
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非常に細かく細工されています。
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葉や塔、雲まですごく綺麗に再現しています。
象牙の馬車
象牙で作られた馬車になります。
象牙の張り合わせではありますが、珍しかったので紹介させて頂きます。
15万円で買取させていただきました。
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全長78cm、重量約10kgと大きな置物です
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馬の躍動感もすごいですが、繋がれている鎖も象牙で出来ています。
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籠のなかには身分の高そうな衣装に包まれた人(役人でしょうか?)が座っています。
象牙の五重塔
象牙で作った五重塔です。
日本では、法隆寺の最古の五重塔が有名ですね。
5つの屋根は下から、(地)(水)(火)(風)(空)の五大思想を示していて仏教の宇宙観を表しているそうです。
ただ、残念な事に、こちらの作品は、木枠の上に象牙を張り合わせた物でしたので、1万円程の買取額でした。
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全長70cm、象牙の張り合わせです。
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細かい模様は美しいです。
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扉が開閉できます。その奥は小部屋になており仏様が鎮座しております。
象牙の麻雀牌
象牙で作られた麻雀牌です。
麻雀牌の場合、全て象牙(サイコロや点棒)で出来ているものですと買取額が高額になります。
こちらの麻雀牌は象牙でしたが、いくつかの牌にヒビが入っていましたので、少し金額が下がりましたが18万円にて買取致しました。
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点棒、サイコロ以外象牙で出来ています
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牌の数も揃っていました。
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色落ちも少なく色彩がきれいな一品です。
象牙で作った象
象牙で作られた、アフリカ像です。
個人的に、かわいかったのでアップしました(笑)
買取額は15万円でした。
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リアルなんですが、なんだか可愛いです。
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芯持ちと呼ばれている部分でつくっていますので、高値が付きました
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後ろ姿も愛らしいですね。
象牙の扇子
象牙で作られた扇子です。
やはり細工が美しいですね。
1万円にて買取致しました。
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軽くて使い勝手も良かったです。
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高級感漂うデザインですね。
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扇子の開閉とても滑らかで使いやすいです。
象牙製品買取まとめ
いかがだったでしょうか?
象牙と一言でいっても、様々な物に加工され愛用されています。
江戸時代の、根付と呼ばれる、帯紐につけるアクセサリーに始まり、ピアノの鍵盤や、麻雀牌、印鑑、職人さんの技術の光る彫刻品など古来より人々に愛されてきました。
ずべての象牙製品に共通していえる事は、高級感、気品だと思います。
象牙特有の美しい模様や、硬さがある事で、繊細な彫刻も出来てしまう素材が高級感を題しているのではないでしょうか?
私たちラフテルでは、象牙製品であれば、すべてお買取り対象となります。
象牙の一本牙はもちろん、象牙の加工品ありましたら、ぜひ、ラフテルにお売りください。