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鯨(くじら)・一角(イッカク)・海象(セイウチ)の買取実績
買取に関するお客様の声
事例1:一角(イッカク)/ ウニコール買取
- お客様: Kさん
- 所在地: 神奈川県藤沢市
- 年齢: 50代男性
- 買取方法:出張査定
- 売却品: 一角(イッカク)ウニコール
買取金額
¥610,000-
依頼した理由
以前、他の業者に一度見せたことがあったらしいのですが、その場では判断できず後日査定金額が20万円と聞きその時は安すぎると思いお断りしたそうです。後日インターネットでいろいろ検索した結果、過去の買い取り実績や評判などを考慮してラフテルに依頼。結果、思った以上の金額になり、なおかつ鑑定士の対応も良く知識も豊富できちんと説明しながらの買取でしたので、たいへん満足されていました。
買取査定したポイント
オークションなどでは、輪切りになったものや、折れたものがたまに出回っています。今回の一角(イカック)は一本物で状態も良く(劣化も少なく)希少性もある物でしたので高額買取させていただきました。
一角(イッカク)は海のユニコーンと呼ばれ、北極圏の海に生息する小型のハクジラ類です。背びれがなく、ずんぐりとした体形が特徴です。体長はオスで約4.7m、メスで約4.2mほど、体重はオスで1,500kgくらいに達します。
特徴は印象的なオスが持つ頭部から突き出た螺旋状の1本の長いツノ(牙)です。そのツノ(牙)の長さは、平均2メートルで重さが6kgになっており、大変に美しい形で北極の象牙とかと言われておりたいへんに希少性のあるものです。異例として500頭に1頭の割合で角を2本持つ個体も確認されています。
年長の一角(イッカク)の体の模様は若い個体よりも明るいく、老齢の一角(イッカク)はほぼ真っ白になるため、ツノ(牙)が確認出来なかった場合にシロイルカと誤認される事もあるそうです。
そのツノ(牙)は主にオスどおしが長さを競い合うことに使われていて、長くて立派なツノ(牙)を持ったほうがメスに好かれるそうです。競い合いは平和的で牙と牙を当てず、高く掲げてお互いのツノ(牙)を誇示します。そして水面からより高く上げられたオスが優位となり競争の勝者となります。長くて立派なツノ(牙)を持ったほうがメスに好かれるそうです。
ツノ(牙)の特徴は、左ねじ方向の螺旋状の溝があり、その大半が中空になっており、先端にはつやがあります。そのの役割は、氷に穴を開けるためや、エコロケーション、感覚器など諸説ありまして、多くの謎に包まれていました。
ここ近年で解明したのがツノ(牙)の電子顕微鏡検査によって内側から外へ向かう神経系の集合体が存在が判明しました。このことから高度な感覚器として知られるようになり、このツノ(牙)を高く空中に掲げることにより気圧や温度の変化を鋭敏に感知することが一角(イッカク)の生存環境を保つ手段となっているようです。
象の牙と同様、一角(イッカク)の牙は一旦折れてしまうと再び再生されることはありません。
昔から、イヌイットの猟師たちの貴重な収入源とされ、ツノ(牙)だけではなくマクタックと呼ばれる表皮と脂肪の層も、イヌイットにとっては昔からの貴重な食材になっています。
そしてほかの物は、そりといった日用品の材料、縫い物の糸やテントの支柱やにもなります。
イヌイットの猟師たちは必要数、一角(イッカク)を捕獲し余すところなく活用してきました。
ところが、イヌイットが伝統的な移動生活をやめて町に定住しはじめると、現金収入を生むツノ(牙)だけを目当てに、むやみに一角(イッカク)を捕獲するようになりました。
北極圏の海でどれくらいの数が生息してるかは不明ですが、ワシントン条約では一角(イッカク)は取り引きを厳重に規制しなければ絶滅の危機に瀕するおそれがある。と挙げられています。
一角は、漢方薬の材料としても重宝され、高値で取引されています。
事例2: クジラの歯買取
- お客様: Nさん
- 所在地: 千葉県茂原市
- 年齢: 40代男性
- 買取方法:宅配買取
- 売却品: クジラの歯
買取金額
¥17,300-(左から¥8,300-、¥5,600-、¥3,400-)
買取を依頼した理由
以前、象牙をラフテルで引き取ったことがあり、その時にクジラの歯のことを話していまして、今回引っ越しをするそうで片づけをしていたらたまたま出てきたので、ラフテルに宅配買取で送っていただきました。郵送する前にLINE@である程度のお値段をお伝えしていましたが、実際の買い取り額がお伝えしてたそれそりもUPしたので、大変満足していただけました。
買取査定したポイント
今回お持ち頂いた商品は、マッコウクジラノ歯です。クジラの歯も、売れるの?と驚いている方も多いと思いますが、売れるんです!!クジラの歯も、象牙などと同じように、印鑑や、アクセサリー、彫刻や、絵などを彫り、置物としても需要があります。
一番の査定ポイントとしては、大きさと形になります。大きければ大きい程、査定額も上がって行きます。また、置物として考えた場合、形も査定額に影響します。歯の形が歪(いびつ)ですと、査定額下がってしまいます。クジラの歯(左の写真)は、大きさ、形も良かったので8,000円以上の買取額となりました。
クジラについて、すこし調べてみました。興味のある方は続けて読んでみてください。
クジラについて
マッコウクジラやイルカやシャチのような歯があるクジラはハクジラに分類されております。比較的大きな魚やイカを咀嚼し食べるために進化したものです。この形は種類によって異なり、また死ぬまで生え替わることがありません。
歯の数は一本から数十本まで種類により大きい差があり、特徴は通常の哺乳類の歯と決定的に違います。クジラの歯は全ての歯の形が同じというところです。
人間でも前歯や奥場、下の歯、上の歯で形が違いますがクジラはほぼ同じ形の歯となっています。そして、外鼻孔は1個であるが、少し中に入ったところで2道に分かれて、現生の種類は10科、30属、70種にのぼります。
マッコウクジラ科、アカボウクジラ科、ゴンドウクジラ科などに属する約20種の他はみな小さく、いわゆるイルカ類といわれています。それに対して、歯をもたないシロナガスクジラやザトウクジラのような鯨はヒゲクジラに分類されております。
ヒゲクジラは歯を持たないかわりに上顎からヒゲ板と呼ばれる文字通りヒゲのような器官を備えております。このヒゲは、歯が変化したものでも、体毛でもなく、ヒゲクジラの仲間にだけある特別な器官です。皮膚が爪のような板状になっており、その先が細長く何本にも分かれています。これにより海中のオキアミやプランクトンのような小さな生物をこして食べます。
鯨には一定の生息地域はなく、比較的暖海全域と考えられていました。更に調べていくと水温の高低に対して適応範囲が広くなり、かつ食物等の関係で寒冷な極海まで近寄るようになったものと研究されています。例えば、シロナガスクジラやナガスクジラやイワシ鯨などのヒゲクジラ類においては世界中の海洋に分布しているが、食料を求める回遊の為南北両極付近に集まるのは有名です。鯨が赤道を越えて回遊する事はほとんどありません。これは南北両半球では季節が逆になるためかと研究では言われています。(ただし、ザトウクジラでは観測例もあります。)
IWCは南極海鯨サンクチュアリとインド洋海鯨サンクチュアリという二つのクジラ保護区を指定しました。南極海鯨サンクチュアリは30,560,860平方キロメートル(11,799,610平方マイル)を範囲とし、南極を含む。インド洋洋海鯨サンクチュアリは南緯55度以南のインド洋を禁漁区に指定するとしています。
IWCは有志団体で条約ではありません。いかなる国の国民もこれに束縛されることはなく、IWCは同団体が定める法を施行することはできない。2013年の時点で国際自然保護連合(IUCN)は86種のクジラ目種を認識し、そのうち40種はクジラと考慮されています。
6種が「深刻な危機」(タイセイヨウセミクジラ)、「危機」(シロナガスクジラ、セミクジラ、イワシクジラ)、「危急」(マッコウクジラ)に分類され、危機に瀕していると認識される。21種は「データ不足」と分類される。南極や北極に生息する種は最近の気候変動、特に海氷が生じ溶ける時期の影響を受け危機に瀕していると考慮されています。